一口に長距離といってもその移動距離は様々です。
1日2件タイプの引越し業者さんの場合は、午前枠・午後枠をそれぞれ幾ら使う引越しかということを考えて料金計算をします。人件費1名分を差し引く代わりに燃料代・高速代が加算されるので、この部分は相殺と考えても良いかも分かりません。
東京~大阪間の引越しの場合は、午後に東京で積み込んであくる日の午前中にお届けするのがオーソドックスです。単純に考えればお客様の荷物を積んで運んでお届けする時間は初日の午後と2日目の午前の合計1日分です。しかし、そのお客様の引越しを終えた後にその車両は東京まで空荷で帰ってくるだけの場合でも人件費などが掛かる為、1.5日分を請求される場合があります。
企業努力で帰りの引越しを取れば良い!という声が聞こえてきそうですが、そうできた場合を想定して最初から1日分に近い見積もりを出す考えの業者さんとそうでない業者さんなど、実際に管理人が営業マンとしてやっていた時でも、同業他社との料金の開きや、極論を言えば自社内でも配車係や上司の考え方でかなり違うといった現象が起きていました。
更に、関東限定の業者さんが関西の業者さんと提携して行うタイプの引越しの場合は、実際には空で帰ってくるという行為が必要でない為に少なくとも経費は安く上がっています。それを料金に反映させるか、自社の利益とするかも業者によって考え方が様々です。
結論から言えば、料金に幅がかなりあるということなのです。それをお断りした上で以下の通りです。
東京~大阪間
- 2T分 スタッフ2名 50,000 ~ 120,000
- 3T分 スタッフ2名 80,000 ~ 180,000
- 4T分 スタッフ2~3名 110,000 ~ 240,000
- 6T分 スタッフ3~4名 160,000 ~ 320,000
料金の差がかなり有ると同時に、途中で積み替えがあるかどうかなどの作業の質の差も業者によってかなり出ます。安さだけでなく、ご自身が今回のお引越しに何を求めているかよく検討して業者選定をするようにしましょう! |